折り戸式網戸
Day 8ヶ月と4日目


市販の網戸が使いにくいなら、作っちゃおう
今回は、左右に約10mmの誤差がある中古マンションの窓にぴったり合うよう、「折り戸式木製網戸」をDIYでつくりました。
「木の温かみ」「開閉の軽さ」「蚊避け」など、自分なりのこだわりがギュッと詰まった自信作。
その詳細をたっぷり紹介します!
「市販品では合わない」からスタートしたDIY
いくつもホームセンターや通販で探したけれど、合うサイズの網戸が見つからない…。
市販品は2万円前後と高価なうえ、左右の枠に10mmほどのズレがある築年数、数十年の中古マンションの我が家では隙間ができてしまう。
これでは蚊が入り放題で意味がない…。
「だったら、自分でピッタリのものを作ればいい!」
そう思ってDIYにチャレンジすることにしました。


折り戸式にした理由
✅開閉スペースがいらない
室内に張り出すスペースを最小限に抑えられる「折り戸式」は、家具との干渉も少なく、すっきり収まります。
✅左右の誤差に柔軟に対応
何度も何度も計測して、窓枠の歪みに合わせた寸法で製作。
結果的に、隙間もなくピッタリ納まって、蚊の侵入をしっかりガード!
素材と構造のこだわりポイント
🌲木材は杉材+ワトコオイル仕上げ
ホームセンターで購入した杉材を使用。柔らかくて加工しやすく、節の表情がやさしい雰囲気に。
仕上げには**ワトコオイル(ナチュラル)**を塗布して、木目を活かしつつ、しっとりとした質感に仕上げました。
🛠️接合は「木ダボ」で
ネジや釘を使わず、木工用ダボとボンドでフレームを組みました。
初挑戦で少しズレも出たけれど、強度的にも見た目的にも満足!
🦟網戸の留め方にも工夫
タッカーは使わず、細い釘で網を固定し、上から薄い板で挟み込んで押さえています。
これにより、網がしっかりと張れて、ズレも防止できます。
✋蚊対策としての「隙間テープ」
窓枠との接地面には、蚊の侵入を防ぐためにスポンジ状の隙間テープを貼りました。
ほんのわずかなすき間でも蚊は入ってくるので、ピタッと密着させるのがポイント。
蝶番にもこだわりました
この折り戸で使用したのは、「フラッシュ蝶番」。
金具自体が薄くて目立たない 開閉がスムーズ ガタつかず、長く使える品質
折りたたみ式ならではの構造がすっきり納まり、見た目も機能性も◎な仕上がりになりました。


ロールスクリーンもプラスで快適度UP
網戸の内側には、ネット通販で購入したロールスクリーンを設置。
視線を遮りつつ、風や光は通すことができ、昼夜問わず快適。
木の質感と布の組み合わせで、部屋全体がやさしい印象にまとまりました。


費用と市販品の比較
内容 | 既製品 | DIY(今回) |
---|---|---|
サイズ対応 | × 合わない | ◎ ピッタリ調整 |
蚊よけ性能 | △ 隙間あり | ◎ 密閉感あり |
費用 | 約20,000円〜 | 約5,000円前後 |
材質 | アルミ+ビニール | 杉材+布+金具 |
デザイン性 | 無難 | ◎ 木製&温かみ |
【おわりに】DIYで暮らしに「合う」をつくる
今回の折り戸式網戸DIYは、木材加工・丁番選び・蚊対策など、ちょっと手間もかかりましたが、
「暮らしにちょうどいいものを、自分でつくれる喜び」を実感できるプロジェクトでした。
網戸って、暮らしの中で地味だけどすごく大事。
市販品に満足できない方は、ぜひ「自作」という選択肢も考えてみてください!
ではまた!
