「栄養価」だけで大丈夫?

ほんとうに体がよろこぶ食べ方って、なんだろう。
こんにちは。Momです。
今日はちょっとだけ、「栄養価」という言葉のウラ側について、お話しさせてください。
最近はスーパーでも、「高栄養」「スーパーフード」「◯◯がたっぷり!」なんて言葉が目につきますよね。
でも、ふと思ったんです。
その栄養、ほんとうに私たちの体に届いてるのかな?
「栄養価」ってなに?
「栄養価」は、ある食品にどんな栄養素が、どれだけ入っているかを数値で表したもの。
たとえば「このにんじんにはβカロテンが○mg」とか、「このお米にはマグネシウムがたっぷり」とか。
でもね。
これはあくまで“食品の中に含まれている”っていう話であって、それが体に吸収されるかどうかとは別の話なんです。
「消化力」って知ってますか?
どんなに良い食べ物でも、体がうまく消化できなければ、栄養は吸収されません。
この“消化する力”を、私はよく「体の中の火」って呼んでいます。
この火が元気に燃えていれば、どんなごはんも栄養に変えて、体をあたためてくれます。
でも、火が弱っていると…
- 冷たい飲み物ばかり飲んでいる
- 忙しくてよく噛まずに食べる
- スマホを見ながら、なんとなく食べている
- ストレスで食欲が乱れる
こうした日常のちょっとしたことが、火を弱めてしまうんですね。

オーガニックな暮らしは、「どう食べるか」も大事
オーガニックな暮らしって、「何を食べるか」だけじゃなくて、
「どう食べるか」「どう生きるか」がとても大切なんです。
- ゆっくり、よく噛む
- 温かいスープや煮物で胃をいたわる
- 季節の野菜や発酵食品で腸を整える
- お日さまを浴びて、土に触れて、心をひらく
そんな暮らし方が、体の中の火を育ててくれる。
そして、その火があるからこそ、食べものの栄養がちゃんと体に届く。

外の自然と、内なる自然
自然農やオーガニックの野菜には、「見た目の栄養価」では測れない“いのちの力”があります。
それを感じ取って、受け取れる体を育てることこそ、本当の意味での「食育」だと、私は思うんです。
「何を食べるか」から、「どう吸収するか」へ
これからの食との付き合い方は、もっとやさしく、もっと深くていい。
体の声を聞いて、心をととのえ、
そして、「今の私にとって、本当に必要なものは何だろう?」と問いかけてみる。
それが、栄養を“活かす”オーガニックな暮らしのはじまりです。
Momより🌸
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
この記事が、毎日の食卓や暮らしのヒントになればうれしいです♪
