キャンプの調味料ボックスにリメイク!

授業で作った木箱がキャンプ道具に生まれ変わる!?
ども。
今日も暮らしかた探求中Dadです。
Momが中学生の頃、技術・家庭科の授業で作った木箱。
特に何かを収納するわけでもなく、気づけば二十数年間、押し入れの奥にひっそりとしまわれたままでした。
結婚前に一緒に暮らしたアパートにも。結婚して僕の実家に住んでいたときも。実家を出て子どもたちとアパートで暮らしをはじめたときも。
Mom自身は、
「なにか特別な思い出があるわけじゃない」
と言っていたけれど。
住む場所が変わっても、なぜかそこにある木箱の存在がずっと気になっていました。
古くて無骨で、でも素朴なフォルム。その感じがなんともいえず、心に引っかかっていました。
わが家とキャンプのつながり
Momは子どもの頃、家族でよくキャンプや山登りをしていたそうです。
子どもが生まれた頃には、ちょうどキャンプブームも重なって、わが家もファミリーキャンプにハマっていきました。
僕が特にハマったのはキャンプ道具。
テント、タープ、ランタンと次々に揃えていきました。
気がつけば、YouTubeやSNSでもキャンプ動画やギアレビューを見る機会が多くなりました。
そんなある日、目に飛び込んできたのが「調味料ボックス」。
キャンプ道具としても便利で、お洒落なアイテム。

「あの木箱、これにできるんじゃない?」
その瞬間、あの木箱のことがパッと頭に浮かびました。
「キラーん!これだ!!」
すぐにMomに「あの木箱、リメイクしてもいい?」と尋ねると、
快くOKをもらえたので、さっそく作業スタート。
長年の眠りから目覚めた木箱
まずはサンドペーパーで全体を丁寧にやすりがけ。
木肌が現れて、長年の眠りから目覚めたような感覚。
表面が整ったところで、キシラデコールとニスで塗装。
深みのある色になって、雰囲気もグッと良くなってきました。
中には棚を取り付けて、落下防止のためにセリアのフェイクレザーの紐とウッドビーズで柵をつけました。
調味料容器もセリアで統一感のあるものをチョイス。
さらに右側の扉には、ニトリでみつけた“ぴったりサイズ”のまな板と包丁が収まるように工夫しました。
何気にキャンプの荷物で厄介なのがまな板と包丁なんです。
キャンプに持っていってみたら
出来上がった調味料ボックスを早速キャンプでお披露目。
サイト全体の雰囲気がグッとよくなって、おしゃれ感もアップ。
ちょっとキャンプ通になった気分になりました。
Momも「これ、いい感じだね」と気に入ってくれたようで、僕も大満足。
作ってよかったと思えた瞬間でした。
「モノが生き返る」って、こういうことかもしれない
ずっと押し入れに眠っていた木箱。
キャンプという新しい役割を得て、わが家のキャンプに彩りを添えてくれました。
特別な思い出がなくても、長くそばにあったものには、
それだけで“なにか”が宿っている気がします。
手を加えてみるだけで、道具が生き返る。
そんな体験をさせてもらった不思議な木箱でした。
ではまた!
(リメイク前の木箱の写真が残ってなくて、お見せできなかったのが少し残念です・・・。)
