Dadのこと

Introduction

家族構成は妻(Mom)、長男中学3年生、長女中学1年生、次女小学4年生の5人家族。

地方都市のマンションに住んでいます。

安定を手に入れたはずの日常が、少しずつ崩れていった

都内の美術大学を卒業し、20代は仲間たちと美術活動をしながら、建築内装やコールセンターでのクレーム処理など仕事を転々として過ごしました。30代半ばで結婚、子どもを授かったことをきっかけに、念願のクリエイティブで安定した給与制度のWEB制作の職に就け、当時は満足していました。

仕事も慣れてきた頃、オーナー企業だった会社がM&Aで一部上場企業の傘下へ移り、組織体制が大きく変わりました。そこからはよくある話で、営業ノルマ、人材不足による深夜残業、人間関係のギクシャクなどの悪循環。休日になってもオンオフの切り替えができず、陰鬱としたまま、また月曜の朝を迎えるようなことが日常になりました。数年を何とかやり過ごしてきましたが、入社から10年を過ぎた頃から体調を崩しはじめ、ついにはうつ病と診断されて休職することになりました。

もう会社には戻りたくない──起業への想いが再び動き出す

朝から晩まで、分刻みで忙しなく働いてきた毎日からある日突然。家に居て何もしないで床に伏せる静寂の日々。秋が過ぎ、冬が来て、春になっても、ポッキリ折れてしまった心と重たい身体は一向に動きませんでした。

もう元の会社には戻りたくない。

それだけは確かでした。

転職するか?

それとも思い切って起業するか?

昔、美大を卒業した後に、親戚が持っていた工場跡地を借りて、仲間たちと美術活動をしていたことがありました。同級生の両親の手伝いでしていた、骨董品を売る骨董市にのめり込んで、自分でも露店を出してみたこともありました。建築の内装で独立してみようか悩んだこともありました。

そんなふうに、若い頃から起業への想いがありました。ただ当時は、社会人として、いわゆる一般的な会社員をした経験がない自分に劣等感があり、決意ができませんでした。

そうこうしているうちに、30半ばになって結婚し、子どもが生まれ、結局安定を求めてサラリーマンになり、そんな想いはありつつも実現できずにいました。

そんな諦めかけていた「起業」を思い切ってやるのは、今がチャンスなんじゃないか?

焦りだけが募り、動けない日々

世間から隔離されたような、つまはじきにされたような、焦りだけが積もっていました。重たい腰をなんとか持ち上げて、試しに自己理解の本を買って自己分析をしたり、起業本を買って読んでみたり、転職サイトに登録してみたりしたけれど、一度折れてしまった心と、活力を失った体、サラリーマンの頃のような月給を、ゼロから作り出さなければならないというハードルの高さに圧倒されて、もはや自分ひとりの力では、どうしようもできなくなっていました。前にも後ろにも進めない感じ…。

運命のメールマガジンとの出会い

そんな時、Momが勧めてくれたパーマカルチャー(自給自足の仕方)を教えているメールマガジン。他にもメールマガジンはいくつか登録していましたが、なんとなくタイトルだけ見て中身も開かずにスルーするのが常でした。

いつものように、朝起きて煙草を吸いにマンションのベランダへ。何気なくメールをチェックしていると…。

「会社を辞めても大丈夫!」5日間の無料講座のご案内

確かそんなメールのタイトルだったと思います。

普段ならスルーするのにこのメールマガジンだけは何故か気になって中身を開いていました。

どういう直感が働いたのか今でもわかりません。どうせ無料だし、毎日何もしないよりはましかと気軽な気持ちでその5日間無料講座に応募しました。


毎日5日間、19:00から20:00までZoomで講座が開かれて、簡単な宿題がでる。2回宿題を提出しないと脱落。久しぶりの「用事」になんだかワクワクしている自分がいました。


初日、指定のZoomに入ってみると、無料だからか100人以上が参加していました。
とても緊張していると仰る主催者のMさん。
ニコニコ楽しそうに話される方だなぁというのが第一印象でした。

講座の内容はここでは詳しく書きませんが、なんだか僕の為に開かれた講座ではないのかと錯覚するほど、Mさんの言葉がビシビシと心に刺さってくる。

「やらないベストよりやるベター」
 「ハードルをめちゃくちゃ下げてみる」

あっという間に時間が過ぎていきました。

一歩を踏み出す勇気と、新しい仲間たち

そして講座の最終日。
もちろんのことですが有料講座のお誘い。Mさんの声も少し緊張している様子。でもそれがまた好印象で、なんだか信用できる。

元来警戒心が強く、石橋を叩いて戻るくらい慎重な僕。
過去に何度かこういう類の講座を受けてみた経験はありましたが、いざ費用の話になると皆、慣れた口調で、お決まりのセールストーク。セリフを言っているような印象でした。

とはいえ、エントリー締め切りは4日間。メンタルダウンしてから約半年間、わずかな傷病手当を切り崩して暮らしている今の僕にとっては大いに悩める金額です。

セミナーに申し込んでも本当に自分ができるのか?
 家族を危険に晒してまで、本当に個人事業でやっていくのか?
 何の準備もしていないのに?

まだまだ拭いきれない自分自身への疑心暗鬼と葛藤。

そして締め切り前夜。Momに相談。

「やりたいんでしょ?やれば?どうせ申し込まなかったら後悔するんでしょ?」

 「お、おう…。」

見透かしたように一言。一蹴。

そうして意を決して申し込んだ、1年間の有料オンライン講座。

今回応募した僕の同期は4期生だそう。前期から引き続きの先輩たちもいて、全国各地、海外からの参加者もいます。正直こういうセミナーを受講するのは初めてかもしれません。皆さん和気あいあいとしていてフレンドリーな印象です。


講座の内容は、端的にいうと、自身の強みや、やりたいことを見つけ、それを活かして経済的自立を目指すという内容です。

皆さん、それぞれやりたいことや強みは異なりますが、能動的に行動し活気があります。

自分を信じられるか──最大の敵は“自分”

そんななかにいても、まだまだ本当に自分にできるのか。行動できるのかという自分自身への疑心暗鬼は消えませんでした。

プログラムの内容は、Mさんが長年にわたって実践し、培った経験を細かいプログラムに落とし込んだもの。それを一つずつクリアしていきます。

まずは、とにかくブログを書いて発信すること。
毎日行い、習慣化すること。

それを週一回、実践した成果を皆で共有し報告しあいます。

「ポジティブな同調圧力」

「ハードルをめちゃめちゃ下げる」

「やらないベストよりやるベター」

自己肯定感を回復する為のキーワードと、新たにできた仲間たちの活動に触発され、自分もやらなくては、自分にもできるという活力が少しずつ湧いてきました。

仲間と共に、再び歩き出せた僕

メンタルダウンしてから約半年。

当時は前にも後ろにも動けなくなっていた心と身体。一時はサラリーマンに戻るしかないと諦めかけていました。しかしながら、Mさんや仲間たちと出会い、気持ちが少しずつほぐれていくのを感じました。


いまは、やはり個人事業でやっていきたいと決意し、Mさんや仲間の力を借りながら、少しずつでも前に進めていると感じています。

同じように悩むあなたへ──これから伝えていきたいこと

僕もまだまだ歩き出したばかり。道半ばです。

ただ、僕と同じようにメンタルダウンで休職中の人、すでに離職されている人、動けずに一人で悩んでいる人、いつかは脱サラしたいと思っているのにできずにいる人、本当はやりたいことがあるのに、仕事や育児に追われて諦めかけている人に向けて、少しずつでも前に向ける励みになるような発信を続けていきたいと思っています。

いま僕は「暮らしの自給」をテーマに、無料メルマガ講座『モアグリ通信』を配信しています。
ここでは、ブログでは書ききれない実体験や、心を回復しながら一歩ずつ前に進むためのヒントをお届けしています。

もし今、立ち止まってしまっている人も、やりたいことを探している人も、
ひとりで抱え込む必要はありません。

一緒に、好きなこと・やりたいことを見つけていきましょう。
あなたの新しい一歩を応援します。

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