地域の援農ボランティアを調査!|農家と地域をつなぐ仕組み

目次

ども。Dadです。

先日、いつもの貴山農園さんへ援農に行ってきました。

作業の合間に、近所から参加しているIさんとお話をする機会がありました。

Iさんは、藤沢市が開催している「援農ボランティア養成講座」に参加したことがきっかけで、貴山農園さんに通うようになったそうです。

その話を聞いて、「自分が暮らしている地域にも、援農ボランティアの制度があるのだろうか?」と気になり、横浜市、川崎市、藤沢市、逗子市、鎌倉市、さらに周辺地域の制度を調べてみました。

援農ボランティアは、農家と地域をつなぐ仕組み

援農ボランティアは、農家の作業を手伝うだけの制度ではありません。

農家にとっては、繁忙期の人手不足を補うことができます。参加する市民にとっては、農作業を体験しながら、地域の農業や生産者のことを知る機会になります。

畑に通ううちに、農家さんとの会話が生まれ、同じように農に関心を持つ仲間とも出会えます。

僕自身も、ネット張りや除草作業をしながら、農家さんや援農仲間と話す時間を楽しんでいます。単に「作業を手伝う人」と「手伝ってもらう人」という関係ではなく、人と人がつながる場所になっていると感じます。

都市農業には人手と地域の理解が必要

都市部にある農地は、私たちの身近な場所にあります。一方で、農家の高齢化や担い手不足、農地の減少など、さまざまな課題もあります。

援農ボランティアは、農家の負担を少し軽くするだけでなく、市民が農業を知るきっかけにもなります。

農業は、スーパーで野菜を買うだけでは見えにくい仕事です。種まき、管理、除草、支柱立て、ネット張り、収穫など、たくさんの作業があります。

実際に畑に立つことで、野菜が食卓に届くまでの背景を知ることができます。

周辺自治体の援農ボランティア制度を調べてみた

今回調べた自治体の制度を、表にまとめました。調査時点は2026年8月14日です。

地域制度・取り組み特徴公式情報
横浜市市民農業大学講座栽培管理の基礎や実作業を学び、修了後は農家での援農や緑化ボランティアを目指します。横浜市公式サイト
川崎市かわさきそだち栽培支援講座・里山援農ボランティア講義や実習を通して農業技術を学び、修了後に援農ボランティアとして活動します。川崎市公式サイト
藤沢市援農ボランティア養成講座講義と実習を行い、農家とのマッチングも兼ねた講座です。藤沢市公式サイト
茅ヶ崎市援農ボランティア制度ボランティアと受入農家が登録し、市が条件に合う組み合わせを連絡します。茅ヶ崎市公式サイト
横須賀市さと☆ぼら講習会田んぼづくりや里山管理を学ぶ制度。一般的な農家との援農マッチングとは異なります。横須賀市公式サイト
逗子市市民活動・里山保全の活動今回、市公式サイトで農家との援農マッチングを目的とした現行制度は確認できませんでした。里山保全活動などは行われています。逗子市ボランティア情報
鎌倉市現行の専用制度は確認できず過去の農業振興協議会資料では、援農ボランティア制度の導入が提案されていました。鎌倉市資料

調べてみると、自治体によって仕組みはかなり違っていました。講座を受けてから活動する地域もあれば、ボランティアと農家が登録し、市がマッチングする地域もあります。

一方で、近隣地域であっても、行政による専用制度を確認できない自治体もありました。

なお、神奈川県には、より本格的に農業へ関わりたい人向けの「かながわ農業サポーター制度」もあります。これは一般的な援農ボランティアとは異なり、一定の農業技術を持つ人が、販売を視野に入れた農業に取り組む制度です。

神奈川県「かながわ農業サポーター制度」

援農は、農家を応援しながら自分の暮らしも豊かにする

僕が援農に関わるようになったきっかけは、メンタルダウンで休職していた時期に、偶然出会った有機農家さんでした。

心身の調子を崩して仕事を休み、これからどうしたらよいのか分からずにいた頃、畑で土に触れる時間を過ごしました。

そこで出会った有機農家さんとの会話や、作物が少しずつ育っていく様子に触れるうちに、張りつめていた気持ちが少しずつほどけていきました。

その出会いが、今も援農を続けるきっかけになっています。詳しい経緯は、こちらの記事にも書いています。

関連記事

僕の場合は、土に触れたいという気持ちと、農家さんや援農仲間と話したいという気持ちがあります。作業を終えた後は体が疲れますが、不思議と気持ちは軽くなっています。

援農ボランティアに参加する理由は、人それぞれです。農業を学びたい人、運動不足を解消したい人、地域の人と知り合いたい人、将来、自分で農業を始めたい人。

最初から専門的な知識は必要ありません。農家さんの指示を聞きながら、できる作業から始めれば大丈夫です。

農家と地域をつなぐ援農ボランティア。こうした仕組みが、これからもっと広がっていけばよいなと思います。

ではまた。

夏休み特別企画|映画『TERRA ぼくらと地球のくらし方』オンライン上映会

「地球にやさしい暮らしがしたい。でも、何から始めればいいんだろう」——そんな問いへのひとつの答えを届けてくれる、パーマカルチャー・ドキュメンタリー映画『TERRA ぼくらと地球のくらし方』のオンライン上映会を開催します。

パーマカルチャーセンタージャパン代表/設楽 清和さん登場!!

上映後の交流会・シェア会には、映画にも登場するパーマカルチャーセンタージャパン代表の設楽 清和さんをお招きします。映画だけ観て退出しても、シェア会まで残って感じたことを分かち合っても大丈夫です。

開催概要

  • 開催日:2026年8月23日(日)10:00〜13:00頃
  • 上映時間:102分
  • 参加費:1,200円(税込)
  • 参加方法:Google Meet

お申し込みはこちらから

詳しい内容とお申し込みは、映画『TERRA ぼくらと地球のくらし方』オンライン上映会の案内ページをご覧ください。

無料メルマガ講座『モアグリ通信』

オーガニック×農×工作=持続可能な暮らし」をテーマにお送りする
無料メルマガ講座『モアグリ通信』の詳しいご案内はこちら

いますぐ読んでみたい方はこちら


応援する

MoreGreenでは、みなさまからの活動支援を受け付けています。