いのちの循環に抱かれる場所|石垣島の森で触れた本当の豊かさ
目次
Rainbow Forest ― 人が“自然の一部”として息づく場所

こんにちは。Momです。
西表石垣国立公園の中。川が流れるジャングルの奥に、人が“自然の一部”として息づく場所があります。
大きなイヌビワ、夜に咲くサガリバナの森。鳥はさえずり、森は歌い、木々の葉擦れ、水のせせらぎ、虫たちの声がこだまする。そこでは人もまた、土に触れ、水に触れ、火を扱いながらいのちの仕組みにそって暮らしています。
その名は Rainbow Forest
自然と調和する仕組み「パーマカルチャー」を実践し、暮らしそのものが森を豊かにしていく場所です。
森の住人・松浦たかひろさんの物語と、憧れの地への旅
都内で音楽会社に勤めていた松浦さん。ダイビング資格取得のため訪れたオーストラリアでパーマカルチャーと出逢い、人生が大きく動きます。石垣島へ移住し、老舗ダイビングショップで6年間勤務。その後「レインボーリーフ石垣島」を立ち上げ、海の素晴らしさを伝えてきました。
けれど、新石垣空港開港後の急激な開発ラッシュ。
「自然を守りたい」その想いから土地を購入。そして、私も学びを深めている四井真治さんと出会い、プロジェクトが動き出します。
2021年5月、Rainbow Forest 誕生。
私がこの場所を知ったのは、四井さんのInstagramから。
それから、心の中でずっと温めてきた憧れの地。
そして今回、長男が高校受験を無事終えたお疲れ様旅行と題して石垣島へ。
主役は子どもたち。
自分の願いは控えめにしつつ、どうやって子ども達が楽しみながらRainbow Forestを旅に組み込むか。どうしたら私の“想い”を感じてもらえるか。天候と潮とスケジュールとにらめっこしつつ、松浦さんにも何度も電話で相談しました。そんな想いをくみ取ってくださる丁寧さも、もうすでに「つながりのはじまり」だったのかもしれません。

吹通川を遡り、大自然の懐へ
2日目の午前。吹通橋に集合。砂浜でパドル講習。海で練習。そして、マングローブを目指して出発。
吹通川を上流へ。マングローブ林の中へ。潮の満ち干、風向き、次の予定。すべてを考慮して組んでくださったコース。漕げなくなるまで進み、カヤックを降りて森の中へ。カンムリワシの声。旅人の木が揺れる陽だまりの草原。
そして、そこに——Rainbow Forestが現れた!!

いのちが重なり合う、パーマカルチャーの庭
果樹、ハーブ、薬草。 月桃(ゲットウ)、長命草(サクナ)、フーチバー(沖縄よもぎ)。 ジャングルの中で、有用植物たちが切磋琢磨しながら共に生きている。
四井さんがデザインしたカマド。堆肥枠。元氣なニワトリたち。バイオジオフィルターで育つ植物たち。排水さえも、命の循環に組み込まれている。ゴミが減り、土が肥え、作物が実る。「ひと手間」を喜びの時間へと変換する暮らし。それは、私がオーガニックや循環をテーマに探求し、ずっと大切にしてきた価値観を具現化した姿そのものでした。
「地球の住人」に戻り、本当の豊かさを感じる旅
木や花と向き合い、動植物と向き合い、菌類と向き合い、家族と向き合う。
命を吹き込むときも、命をいただくときも、丁寧に、丁寧に。
ここは、ただの宿泊施設ではなく「生き方の提案」そのもの。
こんなコンセプトの場所は、本当に希少だと思います。
リゾート開発で生まれた建物の中では、きっとこの体験はできない。整えられた景色ではなく、人の手と自然の営みが何年もかけて重なり合い、土が育ち、森が呼吸し、そこに人がそっと住まわせてもらっているような場所。
島に来て、本当に見たいものは何だろう!?
豪華な建物?
便利さ?
きっと違う。
私たちが飛行機に乗り、船に乗り、時間とお金をかけてでも出会いたいものは…
「美しい自然」そのもの。
もちろん、移動するだけでも環境負荷はある。そこに葛藤や罪悪感がないわけではない。でもだからこそ、せめて訪れた土地では自然の循環の中に身を置き、本当の豊かさを体験したい。
消費する旅ではなく、“感じる旅”
奪うのではなく、学ばせてもらう旅
そして「来てよかった」ではなく「来させていただいて、ありがとう」と心から思える旅。
ほんの少しでも、来る前よりも丁寧に、来る前よりも綺麗に、来る前よりも敬意を持って帰る。
そんな気持ちで体験させていただいた大自然に、感謝を込めて。
次に訪れた時は、ぜひ宿泊体験をしたいと思います♪
Rainbow Forest(ホームページ)
https://rainbowforest-ishigaki.com/
レインボーフォレスト石垣島(Instagram)
https://www.instagram.com/rainbowforest_permaculture/
四井 真治さん(Instagram)





























