芸術論の考察 ~ポップ(Pop)とアヴァンギャルド (Avant-garde)~

目次

ども。
今日も暮らしかた考察中Dadです。

Pop(ポップ)と Avant-garde(アヴァンギャルド)

僕が住んでいる都市に「アンディ・ウォーホル」の作品が来たことがあった。

ウォーホルは、“唯一無二のアート”の神聖さを解体し、アートとビジネスの境界をなくそうとした、ポップアートの先駆者である。

展示会は2回観に行った。
2回とも5~6時間美術館に居たと思う。
彼の思想や活動に大きな刺激を受けたことを覚えている。

ポップ(Pop)

定義

大衆文化、大量生産、消費社会などをテーマとし、親しみやすさやわかりやすさを重視する傾向があります。元はポップアートから広まった概念で、映画、音楽、漫画などのサブカルチャーを積極的に取り入れ、芸術と大衆文化の境界を曖昧にしました。

アヴァンギャルド (Avant-garde)

定義

フランス語で「前衛」を意味し、既存の概念や常識を打ち破り、革新的な表現を追求する芸術全般を指します。本来は軍隊の「最前線部隊」を指す言葉で、ダダイスムやシュルレアリスム、キュビズムなどが代表的な運動です。 

対義的な関係

ポップは「大衆性」を、アヴァンギャルドは「革新性」を重視しており、両者は対立する概念と捉えられます。

比較項目 ポップ(Pop) アヴァンギャルド(Avant-garde)
主なテーマ 大衆文化、消費社会、身近なもの、わかりやすさ 既存の否定、革新、実験、深遠な思想
表現の姿勢 大衆に受け入れられることを目指す 時代を先取りし、新しい価値観を提示する
芸術と大衆 大衆文化(サブカルチャー)を取り込み、芸術と大衆の距離を縮める かつては芸術と大衆文化を明確に区別し、大衆文化を「キッチュ(低俗)」とみなすこともあった
革新性 ポップアートは、抽象表現主義に反発する前衛的な一面も持っていたが、大衆への訴求力も大きい 新しい概念を創造し、定着した時点ではもはや前衛ではなくなる
・ポップアート:アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンスタイン
・音楽:ポピュラー音楽全般
・芸術運動:ダダイスム、シュルレアリスム、キュビズム
・ファッション:川久保玲、山本耀司、ポール・ポワレ
・音楽:フリー・ジャズ、実験音楽


ではまた。

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