「移動」の考察

Day 7ヶ月と27日目

ども。

今日も生きかた考察中Dadです。


「移動」することについて考えてみました。

僕は若い頃ずっと観光、旅行の意味が分かりませんでした。特に海外旅行。

貧乏青年だった僕は、ただのお金の無駄遣いだと思っていました。


外部の人間がその土地に行って、観光用の場所を巡って、観光用の施設に泊まって、観光用の名産を食べる。

その事の意味や価値が分かりませんでした。


少なくとも数ヶ月その土地で暮らしてみて、地元の人と触れ合い、会話し、その土地の暮らしを知らなければ行く意味が無いと思っていました。

お金と時間を持て余した道楽だと思っていました。


しかしながら、その考えって違うなと思うようになりました。

きっかけは、沢木耕太郎さんの「深夜特急」という本との出会いでした。

確か30歳になる頃だったと思います。夢中になって全巻読みました。


移動は最小単位の自分で決めた行動。


行ってみたい。

行ってみて景色を見る。

目的地なんてどうでもよくて、「移動する」ことに意味がある。

例え部外者でもそこで暮らす人たちを見る。

とりあえず観光でも旅行でも行って見てみる。その土地の空気に触れてみる。


「移動してみた」

それだけできっと自分のなかは少し変わる。


日々に感謝。

ではまた!