【援農日誌】貴山農園でのドタバタな一日と、畑がくれた余白
ジャージの洗濯と一時間半の遅刻

ども。
今日も暮らしかた探求中Dadです。
午後から、貴山農園・山本さんの畑で、いつもの援農仲間Fさんと一緒に援農に伺う予定でした。
午前中のうちにブログ記事を書き終え、そろそろ出発の準備をしようかという、まさにそのタイミング。
ふと、昨晩の記憶がよみがえります。
「明日、(娘の)学校のジャージ洗っておいてね」
Momから言われていたその一言を、完全に忘れていました。
時計を見ると、今から洗濯機を回して干して……。
と考えただけで、待ち合わせ時間には間に合わないことが確定。
普段は最寄駅に集合して、そこから山本さんの車で畑まで連れて行ってもらうのですが、事情を説明して、今回は一時間遅れで現地集合にしてもらうことになりました。
とはいえ、焦るとだいたい良くないことが起こります。
案の定、ナビを頼りに向かったものの、畑の入口が分からず右往左往。
結局、当初の集合時間から一時間半遅れで、ようやく畑に到着しました。
「すみません……遅くなりました」
そう声をかけると、山本さんもFさんも、特に気にした様子もなく、いつもの穏やかな空気で迎えてくれました。
抜いて、折って、放る。畑仕事がつくる対話の時間
この日の作業は、春に新しい野菜の種を植えるための下準備。
収穫を終えたピーマンやナスの枯れた株を、畝から引き抜き、適度な長さに折って畝間に放っていきます。
約10畝分。ひたすら、抜いて、折って、放る。
単調作業ですが、そのお陰で最近身の回りに起きた近況のことや、悩み事を山本さんやFさんに話せて僕にとっては貴重な時間になりました。畑という場は、そうした話をするのに、いつも少しだけハードルを下げてくれます。
山本さんは、かつてニュージーランドの有機農家を巡り、パーマカルチャーの実践にも深く携わってきた経験をお持ちの方です。その経験値の厚みから、僕が断片的に話しただけでも、背景や本音をすっと汲み取ってくれます。
僕がメンタルダウンで休職してからの経緯も、山本さんや援農仲間のFさんは一通り知ってくれています。
だからこそ、無理に言葉を選ばずに話せるし、こちらも構えずにいられます。それが、どれだけありがたいことか、こうして畑に立つたびに実感します。


予定通りにいかない時期こそ、必要な「余白」の時間
また、山本さん自身も常に新しい挑戦をされています。
後進の新規就農者を支えるために、近隣の大学生と一緒に新しいマルシェを立ち上げたり、若い事業主と連携して売れ残った野菜を加工品へとつなげる取り組みを進めたり。
畑にお邪魔するたびに新しい気づきや刺激をもらえます。遅れて到着した申し訳なさもありましたが、作業をしながらそんな山本さんやFさんの話を聞いているうちに、僕自身の悩みも少しずつ整理されていくのを感じました。
ドタバタで始まった一日でしたが、結果的には、畑で土に触れ、人の話を聞き、自分の内側を少し整理できた時間になりました。
予定通りにいかない時期ほど、こうした余白のような時間が、実は貴重なことなのではないのかなと感じるのでした。
ではまた。


