【援農日誌】まるほ農園オープンデー|大人も子どもも夢中になった畑体験
目次
遠くから訪れる人、地元の人、混ざり合う喜び

ども。Dadです。
この日はまるほ農園さんに関わっておられるYさんが主導して「農家さんとつながろう」をテーマに、まるほ農園オープンデーというイベントに参加してきました。
今回のイベントには、Instagramの告知を見て、都内から電車とバスを乗り継いで駆けつけてくれた方もいらっしゃいました。デジタルな発信を通じて、遠く離れた場所から「農」というキーワードで人が集まってくる。その光景自体が、今の時代における新しいコミュニティの形を示しているようで、とても感慨深いものがありました。
人と土が混ざり合う時間は、感性を豊かに耕してくれます
普段は少人数で静かに土と向き合っている畑ですが、この日はまるで小さなお祭りのような賑やかさでした。
都内から電車とバスを乗り継いで参加された方や、普段何かしらのご縁で関わられているご家族。異なる背景を持つ人たちが、同じ土の上で肩を並べる。この「ごちゃ混ぜ」のライブ感が、一人で黙々とやる作業とは違う、楽しいひと時を運んでくれました。
土の中からひょっこり現れたみみずに驚いたり、採れたての野菜を一口食べて「甘い!」と目を見開いたり。自分一人だと当たり前にスルーしてしまうような小さな事柄も、誰かの弾んだ声と一緒に味わうと、何倍もキラキラして見えるから不思議です。
初夏の気配を感じながら作業開始
当日の賑やかな様子を、振り返ってみたいと思います。
学校畑から始まり、絆を深めるショウガの植え付け
集合場所は、小学校の裏手にある通称「学校畑」。
簡単な挨拶と自己紹介を終え、病院の横にある「病院畑」へと移動しました。
今回のメイン作業は、ショウガの植え付けです。面白いのがその手法で、すでに中央にサトイモが植えられている両脇に、相性の良いショウガを「混植(こんしょく)」していくというもの。植物同士が助け合う自然の知恵を取り入れた農法です。
約45cm間隔で20cmほどの深さを掘り、ショウガを横向きに置いて土を被せます。さらにその上から雑草をふんわりとかけて「草マルチ」を施しました。この丁寧な作業も、20人でかかれば魔法のように早く、2畝(ふね)分があっという間に完成しました。「みんなでやると、こんなに早いんだ!」という驚きと笑顔が、畑のあちこちで溢れていました。
富士山を望む丘で、キヌサヤの「甘さ」に驚く
たっぷりと休憩を挟んだ後は、絶景が広がる「丘の上畑」へ移動です。天気が良い日は遠くに富士山を一望できる最高のロケーション。持参したシートを広げて談笑しながら、キヌサヤの収穫体験が始まりました。
ここで農主さんから「美味しいキヌサヤの見分け方」を教わりました。普段スーパーで見かける実が小ぶりなものより、パンパンに膨らんで大きく育っているものの方が美味しいのだそうです。
さっそく、採れたてをその場でパクり。口に入れた瞬間、「青い甘み」がジュワっと口いっぱいに広がりました。シャキシャキとした食感とともに、まるで果物のような濃厚な甘さと優しい苦みが追いかけてきます。自然農で育てられた野菜はとにかく味が濃く、その大地の恵みに参加者の皆さんからも驚きの声が上がりました。
特に印象的だったのは、参加していた小さな女の子の姿です。一口食べた瞬間に病みつきになり、それからは収穫したばかりのキヌサヤを、まるでスナック菓子でも食べるかのように夢中で食べ続けていました。子どもの正直な味覚が、この野菜の素晴らしさを何よりも物語っていました。
畑は、新しい自分に出会える「学びのフィールド」
一日を終えて感じたのは、畑はただ野菜を育てる場所ではなく、新しい自分や仲間に出会える「学びのフィールド」だということです。
土に触れ、自然農の甘さに驚き、見知らぬ誰かと未来を語り合う。こうした体験の積み重ねが、私たちの暮らしをより彩り豊かなものにしてくれます。
まるほ農園さんのオープンデーは、今後も2ヶ月に一度のペースで開催される予定とのこと。
楽しみがまた一つ増えました。次回はどんな発見があるのか、今からワクワクしています。北條さん、Yさん、そしてご一緒した皆様、素晴らしい一日をありがとうございました。
ではまた。

