ヘチマたわしワークショップと自然の循環
ヘチマたわしワークショップと、しげちゃんのお野菜ランチ

こんにちは。Momです。
昨年もこの時期に参加したヘチマたわし作りのワークショップ。 大きなヘチマを手にしたとき、まずそのサイズにびっくり!
乾いたヘチマの皮をむいていくと、中から現れたのはまるでレースのように美しい繊維。 自然がつくり出す構造の美しさに思わず見入ってしまいました。
そしてさらに感動したのは中から出てきたたくさんの種。 ヘチマ1本の中にこんなに命が詰まっているんだ…と自然の力強さを感じました。
ヘチマ1本からいくつものヘチマたわしが作れるのも嬉しいところ。 台所で使うたびに「これ、植物だったんだよなぁ」とふと感じる瞬間があります。
そして驚いたことに昨年作ったヘチマたわしはなんだかんだで1年も持ちました。 自然素材なのにとても丈夫。 使い終わったらまた土に還ることを思うと、なんとも心地よい道具です。

ワークショップのもう一つの楽しみ
このワークショップには毎回楽しみにしていることがあります。 それは、主催者のしげちゃんが作ってくれるお野菜ランチ。
愛情たっぷりのランチが本当に美しくて、そして本当に美味しいんです。
季節の野菜が丁寧に料理されていて、どれも素材の味が生きている。 ひと口食べると体にすっと入ってくるような、やさしい味。
お腹がいっぱいになるだけではなく、体が喜んでいるのがわかるような食事。 食べ終わる頃には体も心も満たされて、とても幸せな気持ちになります。
「食べること」と「暮らしの道具を作ること」
どちらも自然の恵みから生まれている。 そんなことを改めて感じさせてくれる、大切な時間でもあります。


保育園でのヘチマ栽培と、自然の厳しさ
昨年、ワークショップでいただいた種を職場の保育園で発芽させて、子どもたちと一緒に育ててみました。
春は日当たりがとても良い場所だったのですが、夏になると建物の影で日陰になってしまう場所でした。そのため生育があまりよくなく、残念ながら花が咲く前に枯れてしまいました。 植物にとって日当たりがどれほど大切なのか、改めて実感しました。
一方で、本園の畑に移植したヘチマはぐんぐん成長。 黄色い花を咲かせ、しっかり実もつけてくれました!
ただ収穫された実は長さが20cmほど。 食べるにはちょうどよいサイズですが、ヘチマたわしにするにはまだ若く、今回はヘチマたわしも種取りもできませんでした。
自然と関わると、思い通りにいかないこともたくさんあります。 でもその分、うまくいったときの喜びはとても大きい。 今年こそ、ヘチマたわし作りを目標にリベンジしたいと思っています。

ヘチマたわしの魅力
ヘチマたわしは、昔から日本の暮らしの中で使われてきた、とてもシンプルな生活道具。でも改めて使ってみると、その魅力に気づかされます。
- 土に還る天然素材
プラスチックスポンジとは違い、使い終わったら自然に分解されて土に還ります。台所から出るマイクロプラスチックを減らすことにもつながります。 - 泡立ちがよく汚れも落ちる
ヘチマの繊維は立体的なスポンジ構造。洗剤が少なくてもしっかり泡立ち、油汚れも落ちやすく、とても使いやすい道具です。 - 濡れると柔らかくなる
水に濡らすとほどよく柔らかくなり、食器洗いや野菜洗い、シンク掃除など、いろいろな場面で活躍します。 - 種が採れてまた育てられる
育てる→実がなる→たわしになる→種が採れる→また育てる。暮らしの中に循環が生まれます。


たわしを育てる暮らし
私たちは普段、お店で物を買うことに慣れています。 でもヘチマは違います。
「たわしを育てる」
そんな感覚。 植物を育てるところから暮らしの道具が生まれる体験は、とても豊かで、どこか懐かしい感覚でもあります。 自然の恵みを少し分けてもらいながら暮らす。そんな暮らし方を、これからも大切にしていきたいなと思います。
そして今年こそは…ヘチマたわし作り、リベンジ!
たくさんの種が採れる日を楽しみにしながら、またヘチマを育ててみようと思います。
ヘチマたわしと、しげちゃんの愛情いっぱいのお野菜ランチが、自然の恵みの中で暮らす幸せをそっと思い出させてくれました。

