自分を大切にして生きていくことこそ、母への深い恩返し
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こんにちは。Momです。
最近、心の中にふわっと湧き上がる “反省” と “感謝” の気持ち。
母が亡くなってからもうすぐ1年。その流れが一段と深くなったように感じています。
気づけば毎日、ちがう「ありがとう」が胸の奥から出てきます。
時間が経ってようやく見える愛の形がたくさんあって、ふとした瞬間に涙があふれそうになります。
そして気づいたのです。
感謝は過去を癒し、恩返しは「これからの生き方」でしていくものなのだと。

親は、子どもが幸せでいることを一番望んでいるから
私が笑って、元気で、やりたいことに向かって生きている。
その姿だけで、母はきっと喜んでくれるし、安心してくれる。
それは「生んでくれてありがとう」と伝えているのと同じ意味を持っています。
受け取った命を丁寧に扱うことが恩返しになるから
私の体も心も、親から受け継いだ大切なもの。
無理しすぎず、大事に暮らすことは、
「もらった命を、大切に使っているよ」という静かな恩返しそのものです。
自分を大切にすると、人への優しさに変わるから
心が満たされると、まわりへの接し方が自然とやわらかくなります。
それは、家族が一番望んでいた“生き方のギフト”なのかもしれません。
次の世代へ“良い循環”をつなげていくから
私が自分を丁寧に扱って生きている姿は、子どもたちにも伝わっていくもの。
「自分を大切にしていいんだ」という感覚は、未来に続く温かい贈り物です。
無理して倒れない生き方は、家族を安心させるから
健康でいること。
それだけで親は安心し、その当たり前こそが実はとても大きな恩返しになります。

母や家族への感謝が、毎日ひらく小さな引き出しのように広がっていく
「今日もありがとう」
「このこともありがとう」
「こんな気持ちを育ててくれていたんだね」
まるで毎日引き出しがひとつ開くように、違う感謝が自然と生まれてきます。
そして不思議なことに、母を想う気持ちが深まるほど、父や姉たちの存在にもやさしさを感じるようになりました。
家族は完璧だから大切なのではなく、
なんだかんだで支え合ってきた「物語の仲間」なのだと、あらためて感じています。

自分を大切にすることが、家族への最高のギフト
最近気づいたのは、
母が私にしてくれた愛を、今度は私が自分に向けて実践しているということ。
母から受け継いだやさしさを、自分の中で生かしていく。
それこそが、母への最大の恩返しであり、
私らしく生きていくということなのだと思います。
これからも、
感謝を胸に、丁寧に、軽やかに。
自分を大切にしながら生きていきたい。

