【本紹介】持続可能な働き方のヒントが得られる一冊『働かずに年収333万円を手に入れて「幸せ」に暮らそう』
「自由に生きたい」気持ちに寄り添ってくれる一冊
ども。
今日も暮らしかた探求中Dadです。
会社員として働いていた頃、逃げ道を探してこの類の本を読み漁っていた頃の一冊。
やりたいことが見つからない時期でも、読んでいるだけでワクワクするような力をもらえる本でした。
なぜこの本が心に残ったのか
著者は“就職に不向きな性格”を小学生の頃から自覚し、就職活動をせずに、大好きなバイクのパーツをヤフオクで販売し、軍資金をコツコツつくりながら不動産投資へ進んでいきます。シンプルな成功体験ではなく、失敗や試行錯誤を丁寧に書いている点がリアルで、当時の自分にとっては「自分でも何かできるかもしれない」と思わせてくれる内容でした。
ハウトゥー本というよりも、実体験を記した “ドキュメントストーリー” として読めるのも魅力です。
ヤフオク編と不動産投資編に学びが詰まっている
本は大きく ヤフオク編 と 不動産投資編 に分かれています。どちらも著者の実体験がベースになっていて、細かいノウハウや失敗談が惜しみなく書かれています。
特に印象に残っているフレーズは、序盤に友人とふたりで起業準備をしているシーンで、
1.8万円の賃貸ガレージを「秘密基地」と称して活動拠点にし、ヤフオクで落札したボロボロの中古ノートパソコンを1万円で落札した。このオンボロパソコンが後に1千万円以上を生み出すとは思ってもいませんでした。
というくだりが好きで、思わず影響されて、僕もそれを真似て、現在も9,800円で購入した中古のオンボロパソコンをフル稼働させて使っています。この“秘密基地”と“手探りで積み上げていく感じ”がなんともワクワクしてしまいます。
著者はこうしてコツコツと貯めた軍資金をもとに、最終的に不動産投資へ進み、家賃収入で生活できる仕組みをつくっていきます。
まるで少年時代の遊びごころと好奇心をそのまま続けているような世界観があり、何度読み返しても新鮮さがあります。
行動力とパートナーの存在が人生を動かす
この本から得られる一番の学びは、“手探りでも失敗を恐れずとにかくやってみるという行動力” と、“苦楽を共にできるパートナーの存在” です。
10年以上前に手にした本ですが、自分の好奇心や行動力を生かして自由に働き、持続可能な暮らしをつくることのヒントを与えてくれた一冊です。改めて読み返すと、当時以上に心に刺さる部分が多くありました。
「現状にモヤモヤしているけど一歩が踏み出せない」という時に、そっと背中を押してくれる一冊だと思います。
ではまた。
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